Littera

同人女の日記・雑記。

ヤクルト効果の謎

今週のお題「小さい春みつけた」

小さい春、すなわち花粉症の兆しである。

物心つく頃から花粉症で、春を快適に過ごした記憶が生まれてこの方ない。

春は憂鬱で最悪な一年で一番つらい三か月だ。実に一年の四分の一も体調がしっちゃかめっちゃかになるなんて人生の四分の一どうにもならないということになるわけで、最悪である。寿命が80歳としたら20年も花粉症でびゃんびゃんしていることになる。率直に嫌。

しかし、なんだかわからないがここ数年、あまり花粉症がつらくない。思い当たる節がひとつある。親からヤクルト毎日飲めと言われて素直に従って一年飲んだころだろうか、なんか次の春の花粉症が突然軽くなった。

鼻の穴にティッシュをつめてマスクで隠して生活しなければ30秒に1回は鼻をかむような頻度で、肌荒れ最悪熱も出れば眼もかゆすぎて七転八倒、浴室しか安寧の地がない。そんな重症具合だったのに、ここ数年ヤクルトを継続して飲んでいるのだが、今は鼻水が普段よりかは出て、晴れてるとちょっと目がかゆいな~(きちんと病院で花粉症の薬をもらって飲んでいる状態ではある)程度なのだ。

本当にヤクルトが効いているのかはわからない。私が二人いて、ヤクルトを飲み始めた私が飲み始めなかった私のいるパラレルワールドを見てみるしか確かめられない。

ただ、とにかく花粉症の症状が軽くなった、その事実だけは私の人生の20年分の苦しみが少し緩和されたんだな~と思って気分がよくなるのだった。